相続手続きのポイント
|
相続手続きに関して、注意すべきポイントをまとめました。
ご参考になさってください。
|
■戸籍の集めかた(1)
戸籍謄本(全部事項証明書)は、出生から死亡までの全ての戸籍謄本がつながるように集めます。
過去に本籍を変更していたりすると、何通もの戸籍謄本(全部事項証明書)が必要となることも多いですので、注意が必要です。
|
 |
|
■戸籍の集めかた(2)
相続手続きでは、戸籍謄本(全部事項証明書)等の提出を求められる場面が多々あります。
金融機関での口座の解約、不動産の名義変更など、それぞれで戸籍謄本(全部事項証明書)等の提出を求められます。
コピーを取って原本を返してくれる場合もありますが、念のため、戸籍謄本(全部事項証明書)等取得の際には、あらかじめ複数通取っておくと良いでしょう。
|
 |
|
■戸籍の集めかた(3)
戸籍謄本(全部事項証明書)等は、郵送で取り寄せることもできます。
その場合は、本籍のある役所へ請求します。
【郵送での請求の場合】
・本籍や筆頭者等を記載した請求書
・本人確認書類のコピー
・手数料(定額小為替など)
・返信用封筒 |
等を送付して手続きを行いますが、役所によって手続き方法は異なりますので、
具体的な請求手続 き方法については各役所のホームページ等でご確認ください。
『定額小為替とは?』
戸籍謄本(全部事項証明書)等の郵送請求の際に、よく使われる「定額小為替」。
あまり聞き馴染みのない方もいらっしゃると思いますが、郵便局で購入できます。
(保険・貯蓄の窓口で扱っていることもあります。窓口でご確認ください。)
50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、450円、500円、750円、1000円と
種類があるので、必要な金額になるよう組み合わせて購入すると良いでしょう。
参考:ゆうちょ銀行ホームページ「定額小為替」
|
 |
|
■戸籍の集めかた(4)
戸籍謄本(全部事項証明)を集めるときは、本籍のある役所に請求します。
ただ、近年の「平成の大合併」などで、戸籍謄本(全部事項証明書)等に記載されている市区町村がなくなったり、名称が変わったりしている場合があるのでご注意を。
|
 |
|
●専門家選びのポイント
ご自身での手続きが難しいときは、専門家の力を借りましょう。
相続は手続きが複雑なため、様々な分野の専門家が携わることがあります。
専門家へ依頼する前に、それぞれの専門家の専門分野を知っておくと便利です。
「不動産の名義を変更したい」
相続登記が必要です。登記は司法書士の専門分野なので、司法書士へ相談すると良いでしょう。
「相続税の相談をしたい」
相続税の申告や税金がかかるかどうかといった相談は、税理士の専門分野です。
税理士へ相談しましょう。
「遺産争いで揉めている」
遺産分割などで相続人同士が揉めてしまったときは弁護士の出番です。
紛争性のある相続トラブルは、弁護士への相談がおすすめです。
「でも、やっぱりどこへ相談したら良いかわからない」とお困りのときは、
まずは一度、当事務所へお気軽にご相談ください。
必要に応じて、多方面の専門家と連携を取りながら、相続手続きを総合的にお手伝い致します。
|
|
|